こんにちは、心理学ライターのshinです。
1つ前の記事でも書いたように満腹感を得るためには自分がどれぐらい食べているのかを認識することが大事ですよ〜てことで食事日記ダイエットを紹介しました。
でもやっぱりめんどくさいって思った方もいるのではないでしょうか?
確かにマメな人であれば簡単なのかもしれませんがめんどくさがりの人にとっては大変ですよね。
というわけで今回はもう1つダイエットに使える心理テクをご紹介しましょう。
めっちゃ簡単なこの方法なんだと思いますか?
正解は、、、そもそも食べ物を必要以上に置いておかないってことです。
まあこれ当たり前っちゃ当たり前なんですけどけっこうこの効果が凄まじいかもって研究があったんで紹介します。
食べ物を視界から遠ざければ消費量も減る!?
2002年にあるブライアン・ワンシンクを含む3人の研究者は食べ物が視界に入るかどうかや食べ物との距離によって消費量が変わるのかを調べました。
実験ではチョコレートの入った容器を職場に置いて様々な状況でその消費量を調べました。
具体的には
チョコレートが視界に入り、手に取りやすい場合
チョコレートが視界には入らないが、手に取りやすい場合
チョコレートが視界に入るが、手に取りにくい場合
などでそれぞれの消費量を比べました。
その結果、、、驚くことにチョコレートを社員の近くに置くと毎日の消費量は平均6倍も増え、見えやすい状況にある場合はそうでない場合より消費量が46%増えました。
まとめ
この実験からわかることを簡単にいえば、私たちが食べる量は食べ物が目に入りやすいかどうか、そして手に取りやすいかどうかによって決まってしまうっていうことです。
例えば、家にあるお菓子とかって心の中では止めようと思っていてもつい手を出してしまうってことはあるあるですよね。
前の記事でも書きましたがやはり意識的な部分よりも無意識的な部分が状況によって大きな影響を与えてるんですよね〜。
そこで、、オススメなのが初めから家に食べ物(特にお菓子)を少なくしておくって方法です!
こうすることによって自然と誘惑に駆られることもありませんし、自然に食べる量は減ります。
人は誘惑に弱い生き物なので意志の力で我慢しようとするのは限界があります。
だったらそもそもの誘惑の元を無くしちゃうのがいいじゃんていうのが心理学的に正しいダイエットなんです。
というわけで痩せたいと思うならぜひ買い物に行くときには最低限の食品を買うように意識すれば自然と理想の体型になっているかもしれませんね!
太らずベストな体調を作り出すためのオススメ本
参考文献:その科学が成功を決める