こんにちは、心理学ライターのshinです。
今回はこれが初めてとなる恋愛心理学の話について解説していきたいと思います。
恋愛心理学についてはたくさんの情報が出回っており正直に言えばあまり根拠のないものも溢れていると思います。
その中でも今回はよく言われる好きな人には冷たくしたほうがいいという説が本当なのかについてみていきたいと思います。
わざと冷たくすることで相手の興味を引けるって本当なのでしょうか?
残念ながらこの恋愛テクニックには効果がないよってことが研究によって示されています。
冷たくしても(ハードルをあげても)効果なし!?
ハワイ大学のエレーン・ハトフィールドは仲間とともに実験を行いました。彼らはデート斡旋所に登録した女性たちに協力を頼み、男性からデートに申し込まれた時に2通りの答えをしてもらいました。
片方はすぐにはいと答える場合(ハードルが低い)
もう片方は3秒間考えてからはいと答える場合(ハードル高い)
そして電話のあとに研究者が男性全員に実験であると打ち明けて、電話での女性の対応を評価してもらいました。
その結果、冷たい態度(ハードルが高い)が高く評価されることはありませんでした。
もう1つの実験で、研究者たちはプロの女性たちに実験に協力してもらい、客との商談で2通りの対応をしてもらいました。
飲み物をグラスにつぐ前に
何もしゃべらない場合(ハードルが低い)
気に入った客にしか相手をするつもりはないと話す場合(ハードルが高い)
にわけてひと月の間客の反応を観察しました。
その結果、、、やはり先ほどの実験と同じくハードルを高くしても客がたくさんお金を払ってくれることはなかったのです。
まとめ
これらの研究結果を踏まえて、研究者が考えた有効な接近法は、近寄りにくい態度で希少価値を匂わせつつ、その自分があなたに夢中であるという雰囲気を出すことだそうです。
一連の研究を見ると、どうやら恋愛において相手に冷たくすると良いというのはただの迷信であると言えると思います。
おそらくこの冷たくすればいいという迷信はゲインロス効果というので説明できると思います。
ゲインロス効果とは最初にマイナスの印象を与えて、その後にプラスの印象を与えるとより好印象に見える心理効果でいわゆるギャップってやつですね。
つまり最初は冷たそうな印象だったのに実はすごい優しくてキュンときた的なあれです。なのでその最初の冷たくする部分が誇張されてしまったのかもしれませんね。
ゲインロス効果を使うにしても最終的には優しさが必要なのでいずれにせよ冷たくするってのは間違いと言えるでしょう。
また、モテる特徴のランキングでは一位は親切さだという研究もあったりするので、変に冷たくするよりは優しくした方がいいと思います。
というわけで冷たくするのは別にモテにはつながらないですよってことですんでぜひ気になる人には親切にしてみてはいかがでしょうか。
いい恋愛をするためのオススメ本はこちら
参考文献:その科学が成功を決める
Hey, I think your blog might be having browser compatibility issues.
When I look at your blog site in Safari, it looks
fine but when opening in Internet Explorer, it has some overlapping.
I just wanted to give you a quick heads up!
Other then that, excellent blog!