こんにちは、心理学ライターのshinです。
今回は「WOOPの法則」を私自身の実例を紹介しますので目標を立てるときの参考にしてみてください。
まずは「WOOPの法則」について簡単に説明しておきましょう。
「WOOPの法則」とはペンシルベニア大学のガブリエル・エッティンゲン教授の提唱した方法で
これはそれぞれの
願い W (wish)
成果 O (outcome)
障害 O (obstacle)
計画 P (plan)
の頭文字をとったものになっており、あらゆる目標に適用できるようになっています。
この方法を使った場合の目標達成率が2倍に高まるという研究結果も出ています。
これを私のTOEICの勉強の事例を使ってみていきましょう。
まずは前提条件を整理します。
状況: 1年前に受験したTOEICで705点だった。
目標: TOEIC受験者の上位5%になるために880-920点を目指す。
目標に幅をもたせているのについても理由がありますが、長くなりそうなので今度書きます。
私はこの目標を以下のように当てはめました。
W (wish) 願い
学生として評価を高めるために目に見える結果で上位5%にはいる
O (outcome) 成果(具体的な目標)
TOEICの点数で880-920点を取る
O (obstacle) 障害
毎日の勉強をサボる(2時間より少ない)
英文を読むのが苦手
そもそも時間内に間に合わない
P (plan) 計画
毎日16時になったら英語の勉強を始める
リーディングをリスニングの1.5倍勉強する
時間を毎回はかりながら問題を解く
詳細を説明するともっとありますが、ざっくりとこんな感じでWOOPの法則を使ってみました。
その結果、4ヶ月後のテストで900点にはわずかに届かなかったものの、895点まで伸ばすことができました。
これは毎日の勉強をサボる、時間が足りないなどの目標達成の妨げとなる障害(obstacle)を計画(plan)で潰したからに他なりません。
これがまさにWOOPの法則の効果なのです。
やみくもに目標を達成できると考えるのではなく、何が目標達成を妨げるのか、それに対してどのような対策が取れるのかを考えることが大切になってくるのです。
というわけで、目標達成したい時にはWOOPの法則を試してみてはいかがでしょうか。
じゃあまたね〜。
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