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運の心理学

「運がいい」現象は本当に存在するのを科学的に解説

投稿日:2021年1月22日 更新日:

こんにちは、心理学ライターのshinです。

あなたは運がいいと感じたことがあるでしょうか?

人はいいことが重なると「運がいい」、「ツキが来ている」などの表現をします。

これと同様にギャンブルや、スポーツでも「流れがいい」、「運がいい」などということがあります。

こういったように「ツキが来ている」とか、「運」という言葉は当然あることのようにされています。

ただ本当にそんな「運」や「ツキ」は存在するのでしょうか?

結論から言ってしまうと「運」や「ツキ」は存在しないことがわかっています。

「ホットハンド現象」の嘘とは!?

2014年にロンドン大学の研究者たちがギャンブラーの「ホットハンド現象」について調べました。

「ホットハンド現象」とは、連勝を始めたギャンブラーはさらに連勝が続くという現象を表す言葉です。

要するにギャンブルで「幸運が続く状態」のことです。

研究者たちはオンラインカジノでプレーをしているギャンブラーを観察し、調べました。

すると以下の3つのことがわかりました。

1つ目:ギャンブラーは2回続けて勝つと不安になる。

2つ目:不安になったギャンブラーは、リスキーな賭けをしなくなり、一見連勝しているように見える。

3つ目:負けたギャンブラーは「次で取り返したい」と感じ、リスキーな賭けを始める。そのことによって負けが込み最終的にはツキがないように見える。

まとめ

つまり、ギャンブルは「運」の問題ではなく、起こったことに対して本人がどう行動するかによって決まるのです。

これは私たちの物事への捉え方と、次の行動次第で「運がいい」かどうかが決まる科学的な証拠です。

「運が悪い」と思い込んでしまっている人はたくさん試すことをやめてしまうのです。

一方で「運がいい」と思っている人は運が味方してくれるからどんどんたくさんのことを試すのです。

これによって本当に「運がいい」「運が悪い」という差が開いていくことになるのです。

この実験からわかることは本人の行動次第で運は操れるということです。

宝くじはたくさん買わなければ当たらないのと同じで(宝くじを買うのがいいかはさておき)、たくさん行動して、試していけばきっとあなたの運は向上するでしょう。

というわけで、運を良くしたいならとにかく行動をしてみることをオススメしまーす。

じゃあまたね〜。






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