こんにちは、心理学ライターのshinです。
恋愛関係で重要となってくるのが初対面ですよね。初対面の印象って結構長くまで残ってしまうので非常に大切なシーンであるといえます。
外向性の高い人なんかは臆することなく初対面でも話すことができるので魅力的に見えますし仲良くなりやすいといえます。
とはいえ多くは初対面の人と話すときは緊張したり、話す内容がみつからないなんてことが多いのではないでしょうか。
どれだけ中身が魅力的な人であっても初対面で緊張してうまく話せなかったとなると、相手からの好感度はなかなかあげられません。
「じゃあ俺は、私は初対面で緊張しちゃうからだめだ」と思った人に朗報です。
実は話す話題の選び方次第で初対面でも相手と親密になれることがわかっているんです。
それじゃあ親密度をあげてくれる話の話題ってなんだと思いますか?
なんと正解は、、、いきなり個人的な深い話をすることなんです。
初対面で個人的な話なんてするのはおかしいって思う方もいると思いますが心理学の実験で証明されていますのでその研究をみてみましょう。
個人的な話が二人の親密度をあげてくれる!?
心理学者のアーサー・アーロンとその仲間は男女の接近を早めるような話題について共同研究を行いました。
彼らはお互いに知らない者同士の男女二人ずつに積極的に自分のプライベートな話をするように頼みました。
男女のペアはあらかじめ用意された質問を相手に投げかけていきました。
片方のペアは質問は三段階になっていて最後の段階になると「最近誰かの前で泣いたのはいつ?」などのかなり込み入った質問でした。
もう片方のペアは「時計はデジタルかアナログかどちらが好き?」などの雑談的な質問をしてもらいました。
そして会話を終えた後、ペアはお互いに相手の魅力度を評価しました。
その結果、、、当たり前ながら雑談をしたペアはそれほど惹かれ合わなかったのですが、個人的な質問をしたペアはふつうでは何ヶ月も何年もかかるような親密度を深めており、中には連絡先を交換した参加者もいました。
まとめ
つまり出会って浅い状態(初対面や初デート)で個人的な深い話をすると二人の関係性が発展しやすいってことなんですよ!
これってけっこう衝撃的な事実じゃないですか?私たちの感覚や常識でいえば仲良くなってから深い話をしていくのが順序なので、、、
とはいえなかなか初対面でいきなり個人的な質問なんてできないよってなると思うのですがここで使えるのが自己開示というテクニックです。
この自己開示は自分が先に何かを打ち明けることによって相手も心理的に打ち明けやすくなるというのものです。
なので先に自分から少し初対面の人にいうのは恥ずかしいぐらいの情報を開示することによって相手も個人的で深い話をしてくれやすくなるわけです。
この自己開示と個人的な話を組み合わせることによって、相手との距離を一気に縮められる可能性があるってことなんですよ。
ちなみに今回の実験は男女のペアでしたが同性同士でも同じような効果が得られると思います。
というわけでモテたいなら初めから一歩踏み込んで個人的で深い話をしてみてはいかがでしょうか。
これを読めばあなたも「恋愛マスター」になれるかも:恋愛の科学
参考文献:その科学が成功を決める