こんにちは、心理学ライターのshinです。
いきなりですが皆さん人見知りですか?
人見知りだという人も、そうじゃないよっていう方もいるとは思いますが、初めて会った人ともっと早く仲良くなりたいと思うことは多いと思います。
特に魅力的な人と会ったときや気になっている異性と初めて話したときにはもっと早く仲良くなれたらいいのにとかって思いますよね。
とはいえどうすればすぐに打ち解けられるのかわからないというのが本音だと思います。
そこで今回はお世辞も媚を売る必要もなく、たったひとつのことを意識するだけでほぼ確実に心理学的に相手とすぐに仲良くなれる方法をお教えします。
その答えとは、、、、類似性を強調することです。
そんなこと当たり前じゃんとか、なんとなく知ってるよと思った方もいるかもしれません。そんな方々に質問したいのはじゃあこのテクニック使ってますか?ということです。
つまり類似性があることによって仲良くなりやすいことを知っていてもその知識を意識して使っている人はほとんどいないのです。
類似性はどれくらい強力なのかを教えてくれる実験があるので紹介します。
似ている人を好きになるってほんと!?
サムヒューストン州立大学のランディーガーナとその仲間は人は自分と似た人を好きになるのかを検証するために実験を行いました。
参加者に調査用紙を送りそれに対する返答を頼みました。ちなみに参加者には研究者と同じファーストネームの人と同じではない人を選びました。
つまり、研究者の名前が山田太郎さんの場合は参加者は鈴木太郎さんに送られる時(名前が同じ場合)と、岡本大地さんに送られる時(名前が違う場合)とがあるってことですね。
その結果、驚くことに名前が異なる場合の返送率はわずか30%だったのに対して、名前が同じ場合の返送率はなんと56%だったのです。
名前が同じかどうかというほんのささいな違いで、返送率が2倍弱まで上がったのです。
また別の研究では、自分と外見が似ている相手を支持しその意見に賛成するといった結果も出たりしています。
まとめ
これらの実験を見てもわかるとおり、人は何かしら自分と似ている人を好きになる傾向があるよってことなんですね。
実際私たちが友達になる人って自分となんらかの共通点があることが多いですよね。そう考えると類似性の強調っていうのは結構あなどれないほど効果があるといえますね。
とはいえあまりにも強調しすぎちゃったりとか、嘘をついて合わせてバレちゃったりすると逆効果になる可能性もあるのでやりすぎ注意です。
話をしているときに相手とゲーム感覚で自分の似てるとこ探しながら見つかったらその話を深掘りしていけば距離がグッと近くかも。
ということですぐに仲良くなるための類似性を強調テクニックを使って良い人間関係を作ってみてはいかがでしょうか。
じゃあまたね〜。
参考文献:その科学が成功を決める
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