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就活面接で使える心理テクニック3選を解説

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こんにちは、心理学ライターのshinです。

就職活動で何が大切だと思いますか、と聞くとまあ間違いなく返ってくるのが面接ですよね。

とかく僕も面接と言われるものがそれほど得意なわけではなく、むしろ苦手な方だと思います。

ただ、そんな僕でもこの時期の段階で一応、内定をいくつか貰っているという状況です。

では、なぜ面接が苦手な僕が面接で高評価を受けることができたのか

今回はそれを公開していこうと思います。

これから紹介するテクニックは面接は勿論、プレゼンテーションや営業でも使えます。

というのも「面接」もある意味で自分を表現するプレゼンテーションであり、自分を売り込む営業なので、本質的には何も変わらないからです。


さて、面接の話に戻りますが、大前提として、肝において欲しいのは面接で合否が決まる要因はほとんどが「好感度」であるということです。

この「好感度」を高めるための心理テクニックを中心に面接で使える心理テクニックを3つ+必須ポイントを紹介します。

1.後光(ハロー)をみにまとえ

心理学の世界で有名な理論の一つとしてハロー効果というものがあります。

これは、なにか目立つ良い特徴を1つ持っているとその人が他のことも優秀なように感じるというもの。

たとえば、見た目がいい人は頭が良さそうに見えますし、仕事もできそうに見える。

あと、わかりやすい例は英語力ですね。

芸能人が英語を話しているのを見るとついつい、あの人は頭のいい人なんだろう、と思ってしまいがちです。

ハロー効果は面接の時に大きな効果を発揮します。

何か目立った特徴があれば、その印象に他の評価も引っ張られるため、全体的に好印象を与えられます。

面接で使いやすい例としてはTOEIC800点を持っている、など資格やスポーツで全国大会出場、といったものです。

これらは、相手にすごいと思わせることができ、この特徴に引っ張られて高評価を得られる可能性が高くなります。

実際のところ、外資系の企業でもない限り英語ができる=仕事ができるという方程式は成立しないんですけどね(笑)。

ちなみに僕はTOEIC高得点と心理学の知識をハローとして使ってました。

小さい頃に祖父から「芸は身を助ける」とよくいわれたものですが、本当にその通りだと今になって思いますね。

2.「化粧」で好感度を高める

好感度を高める方法として、「化粧をする」というものがあります。

ここ(特にメンズメイク)に対して多少の嫌悪感を抱く人はいまだに一定数いるかもしれません、がこれは本当に効果あります。

というのも月並みではありますが、第一印象は相手からの好感度に多大な影響を与えます。

情報の少ない面接だと特に。

とはいえ、メイクはしたことがないという人がほとんどなので、どうすればいいかわからないと思います。

であればまず意識してほしいのは

顔の情報を少なくすること
顔を左右対称にすること

を心がけて軽くメイクをしてみてください。

正直、コンシーラーでクマ、シミ、ニキビを隠すぐらいなら絶対にバレません。

ただ女性の場合は注意が必要で、面接官が女性の場合はあまり気合の入った化粧はしない方がいいでしょう。

というのも、女性から女性への評価は厳しくなりやすく、特に自分より美しい女性には敵対心を抱く傾向が確認されているからです。

とにかく、上記の2つを意識すること、それ以外はあまり目立ちすぎるような濃い化粧はしないほうがいいでしょう。

3.「個人的な質問」で好感度を高める

面接の最後に間違いなくあるのが「逆質問」と呼ばれるものです。

なにを質問すればいいのかわからない、、という人も少なくないはず。

ここでは単純にその会社について知りたいことを質問すればいいと思うのですが、プラスαでこれやっといた方がいいかもってことがあります。

それが「面接官の武勇伝について聞く」です。

正直、これを聞けば就活面接では無敵かも、ぐらいの効果があります。

なぜこれが大事かというと、このブログでは散々伝えている通り、人間はとにかく自分の話をするのが大好きです。

特に面接の段階が上がれば上がるほど、この質問の効力は高まります。

なぜなら、自分のプライドをくすぐられるから。

自分の個人的な話を打ち明けた相手に悪い気はしないものです。

さらに面接の最後ということもあり、「ピークエンドの法則」(ものごとは感情が1番動いた時と最後が印象に残りやすいという法則)も働き、いい面接の合否に良い影響を与えられるのです。

個人的な質問をする場ではないといわれないだろうか、と思うかもしれませんが問題ありません。

ほとんどの面接官は喜んで答えてくれます。

このタイプの具体的な質問例としては

「〇〇さんはなぜ御社に入社しようと思ったのですか?」
「〇〇さんが入社してから今までで最もやりがいのあった仕事はなんですか?」「〇〇さんが入社してから経験して最も辛かったこと、そしてそれをどう乗り越えられたのですか?」

「努力量は見える」ことを理解しておこう

ここまでは相手に好印象を与える心理テクニックを紹介しましたが、最後に面接での心構えみたいなところお話します。

結論は「努力量は目に見える」ということです。

ここは結構な人が見落としがちなところだと思います。

面接官は何千人と学生を見てきたプロです。プレゼンテーションを受ける側の人間も、営業を受ける側の人間も今までそのような経験をたくさんしています。

彼らが本当にいい人材を見抜けているかどうかはさておき、「どれぐらい準備に時間を費やしたか」は一発で見抜かれます。

私たちは「多少の準備不足はバレないだろう」と思いがちですが、これは大間違いです。

僕も実際に第一志望ではない会社の面接を受けたときには一発でそれを面接官に指摘されてヒヤリとしました。

繰り返しますが「準備した時間や努力量は面接官に見える」のです。

勿論、この逆も然りです。

徹底的に相手の会社のことを調べ抜いて面接の準備をすれば、それは間違いなく相手の面接官に努力量が伝わります。

ということで、もし、どうしても入りたい企業があるなら、徹底的に調べ抜いて、どんな質問にも答えられるにすることをオススメします。

最後は根性論みたいになってしまいましたが、ここはわりと真理だと思うので書きました。

お互い頑張りましょう。応援しています。

じゃあまたね〜。




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